師走の初日

 とうとう12月に突入です。気のせいか風も冷たく感じます。
日曜日に寝だめをしてしまったせいか、昨日の夜はなかなか眠れなくて朝方まで目が冴えて仕方がありませんでした。困ったもんですねぇ。

 最近、既存の建物の法的チェックと是正工事の計画のお仕事の依頼が増えてまして、今日も某倉庫に行ってチェックをしてきました。
建てたときと違う用途に変更したいとか、無許可で増築してしまった後に指摘を受けたとか理由はいろいろですが、昔と違ってお施主さん、特に法人の方の法律遵守の意識が高くなってきたような気がしますし、指摘を受けた個人の方でも、今までのように放ったらかしにしておけるような時代じゃないのでなんとかしたいと相談されることが多くなってきたのは、良い傾向だなぁと思います。

 この間韓国の射撃場で起きた火災とか、東京で起きた居酒屋での火災などもそうですが、大事に至ることもありますし、貸しビルなどは特に気をつけたいですよね。

Y'sのお客さんは賃貸業の方が多いのですが、一定規模以上の特殊建築物だと定期報告義務もありますけどそれ以外の場合には、その都度相談を受けています。

 法的なチェックの結果、今の用途に合う基準にするための工事が発生することもしばしばあります。それにはお金もかかりますが、万が一の安心のためと企業としての信頼のためということで、快く応じてくれたときには設計事務所としてもホッとしますが、昨今の不景気のおかげで、しなくてはいけないと分かっていても、なかなか工事にかかれない場合も多いので残念です。

 あと、新築でも是正でもそうですが、役所の法解釈の違いによって違いが生じることがあるので困ることもあります。前も書きましたが、法解釈も杓子定規に考えるのではなく、個別の建物の条件によって柔軟な解釈をお願いしたいものです。法律にこう書いてあるからとかの一点張りではなくて、実際に使える法律でないと意味がないと思います。

恥ずかしながら、Y'sも今までに一件だけ不適格を指摘されているものがあります。
それについては、今も検討中ですが、基本的な法解釈の部分で役所と折り合いのつかない部分があり、そこが解決しないと多分無理みたい。情け無い話です。

確認申請を急ぐあまり、中途半端に従ってしまった自分が悪いので反省をしていますが、なんとか年内には解決をしたいと思っています。

さて、こういった気分の滅入る話はともかく、これからは住宅でもマンションでも新築よりリノベーションやリフォームが増えると思います。その代わり、新築に近い費用が掛かるかもしれませんよ。
構造の補強工事や設備工事のやりかえなんかもあるからですけど。
それでも、使えるものは再利用できるのですから、地球環境にやさしいという点では良いかもしれません。

そんなにお金がかかるのだったら、新築にしようというのが今までの考え方ですが、(実は私もそう思ってました。)皆さんはどちらを選ばれますか?

Y'sの来年のテーマとして、真剣に考えてみたいと思ってます。
by ys-sekkei | 2009-12-01 16:39


虎キチ建築家の日々のあれこれ


by 亀山虎子

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