道路族なので。
昨日は夕方から「みえの道・女性会議」の会議がありました。
女性のメンバーと、三重県県土整備部の道路政策分野から総括室長をはじめ4人の方々、それに国交省から、紀勢国道、北勢国道、三重河川国道の三人の所長様方、そして、ネクスコ中日本から、松坂工事事務所、四日市工事事務所それぞれの所長様方という、すごいメンバーが揃って出席してくれました。
実は、この「みえの道・女性会議」は政権与党が変わり、「コンクリートから人へ」というふれ込みのもとで存続の危機にたっていました。というのも、そもそもこの会は、道路整備率が全国順位39番めである三重県の幹線道路や生活道路の整備促進を国に訴えるため、又、一般の人たちにも道路整備の必要性を、より広く知ってもらうために作られたものであったので、国への要望活動であったり、県内で道路フォーラムを開催したりというのが主な活動でした。
ですが、今回、国交相への陳情は民主党の「地域戦略局」の窓口を通して行うというシステムになり、政務三役さんに直接お願いすることも出来なくなりましたし、国交省の道路担当者さんたちのところへも陳情しても駄目なようですし。そこで、今までのような活動をこれ以上続けることに意味があるのだろうかということもあって、昨日の会議ではそういったことも含めて話し合いました。
でも、主な話は県内の道路整備の状況説明などで、いつものように勉強をしてきたので報告しますね。
もう発表されていると思いますが、平成22年度の三重県内主要道路の直轄事業費(国からくれるお金)について。近畿自動車道紀勢線(新直轄部分)や熊野尾鷲道路、そして中勢バイパスのR165より南、この3つについては供用に必要な額としてなんとか予算がとれています。でも、その他の道路についてはほぼ用地管理費用のみという厳しい状況です。つまり新規に道路をつくったり、改良をしたりするお金は全くないということらしいのです。
特に北勢地域については、北勢バイパスも中勢バイパスも全くお金がない状態。新名神は四日市ICから四日市北JCまでの4.4㎞が平成27年に完成予定、そこから亀山西JCまでは平成30年完成予定ということで、着々と設計協議が進められているということを聞いたのでちょっとホッとしました。だって、東名阪の渋滞はすごいですもんねぇ。
新しい道路を作る予算がないのは我慢が出来ますが、交通安全事業、つまり事故対策としてのちょっとした交差点の改良や、標識の設置、舗装の補修等の予算も大幅に削減されているので、それらの新規の工事予定はないそうです。維持管理のお金も削減されているから草刈の予算もないほどなんだって。
いくらなんでもこんな状態が長く続くことはないとは思いますが、本当にこれでいいのだろうか。無駄な道路は作らなくてもいいけど、本当に必要なものにはお金を使って欲しいですよね。
だって、ガソリン税は私たち車がないと生活も仕事もできないような地域がいっぱい払っているんだし、それを道路以外のものにまわすのだったら、暫定税率を下げてくださいと訴えてきましたが、それも名前を変えて残すそうですよ。うーん。どうよ、それ。
子育てや福祉に使われるのだったらいいけど、何に使うのか分からないのは困ります。
都会の人は電車もバスもいっぱいあって、車がいらない生活は可能なので、節約しようと思ったら車を所有しなければいいでしょ。でも、田舎はそんなわけにはいきませんからねぇ。
ということで、道路についてのお話は終わりますが、以前、Y'sは設計事務所なのに、なんで「道路」についてそんなに熱いのかという質問があったのですが、長くなるので説明は遠慮しておきます。
ただ、単体の建物を設計するだけが仕事じゃないと思っているだけなんですよね・・・・。
そうそう、昨日の会議の結果、当分「みえの道・女性会議」は残すことになりました。しばし、静観というところでしょうか。
女性のメンバーと、三重県県土整備部の道路政策分野から総括室長をはじめ4人の方々、それに国交省から、紀勢国道、北勢国道、三重河川国道の三人の所長様方、そして、ネクスコ中日本から、松坂工事事務所、四日市工事事務所それぞれの所長様方という、すごいメンバーが揃って出席してくれました。
実は、この「みえの道・女性会議」は政権与党が変わり、「コンクリートから人へ」というふれ込みのもとで存続の危機にたっていました。というのも、そもそもこの会は、道路整備率が全国順位39番めである三重県の幹線道路や生活道路の整備促進を国に訴えるため、又、一般の人たちにも道路整備の必要性を、より広く知ってもらうために作られたものであったので、国への要望活動であったり、県内で道路フォーラムを開催したりというのが主な活動でした。
ですが、今回、国交相への陳情は民主党の「地域戦略局」の窓口を通して行うというシステムになり、政務三役さんに直接お願いすることも出来なくなりましたし、国交省の道路担当者さんたちのところへも陳情しても駄目なようですし。そこで、今までのような活動をこれ以上続けることに意味があるのだろうかということもあって、昨日の会議ではそういったことも含めて話し合いました。
でも、主な話は県内の道路整備の状況説明などで、いつものように勉強をしてきたので報告しますね。
もう発表されていると思いますが、平成22年度の三重県内主要道路の直轄事業費(国からくれるお金)について。近畿自動車道紀勢線(新直轄部分)や熊野尾鷲道路、そして中勢バイパスのR165より南、この3つについては供用に必要な額としてなんとか予算がとれています。でも、その他の道路についてはほぼ用地管理費用のみという厳しい状況です。つまり新規に道路をつくったり、改良をしたりするお金は全くないということらしいのです。
特に北勢地域については、北勢バイパスも中勢バイパスも全くお金がない状態。新名神は四日市ICから四日市北JCまでの4.4㎞が平成27年に完成予定、そこから亀山西JCまでは平成30年完成予定ということで、着々と設計協議が進められているということを聞いたのでちょっとホッとしました。だって、東名阪の渋滞はすごいですもんねぇ。
新しい道路を作る予算がないのは我慢が出来ますが、交通安全事業、つまり事故対策としてのちょっとした交差点の改良や、標識の設置、舗装の補修等の予算も大幅に削減されているので、それらの新規の工事予定はないそうです。維持管理のお金も削減されているから草刈の予算もないほどなんだって。
いくらなんでもこんな状態が長く続くことはないとは思いますが、本当にこれでいいのだろうか。無駄な道路は作らなくてもいいけど、本当に必要なものにはお金を使って欲しいですよね。
だって、ガソリン税は私たち車がないと生活も仕事もできないような地域がいっぱい払っているんだし、それを道路以外のものにまわすのだったら、暫定税率を下げてくださいと訴えてきましたが、それも名前を変えて残すそうですよ。うーん。どうよ、それ。
子育てや福祉に使われるのだったらいいけど、何に使うのか分からないのは困ります。
都会の人は電車もバスもいっぱいあって、車がいらない生活は可能なので、節約しようと思ったら車を所有しなければいいでしょ。でも、田舎はそんなわけにはいきませんからねぇ。
ということで、道路についてのお話は終わりますが、以前、Y'sは設計事務所なのに、なんで「道路」についてそんなに熱いのかという質問があったのですが、長くなるので説明は遠慮しておきます。
ただ、単体の建物を設計するだけが仕事じゃないと思っているだけなんですよね・・・・。
そうそう、昨日の会議の結果、当分「みえの道・女性会議」は残すことになりました。しばし、静観というところでしょうか。
by ys-sekkei
| 2010-01-23 13:41