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建設会社の農業部門。

 お昼に打田君と食べにいった「インド村」のランチバイキング、メチャクチャ胃が重たいぞ。
もう6時だというのに、ず~っとお腹がパンパンで苦しいので、とうとうさっきパンシロンを飲みました。いくら美味しいからといって食べすぎはいけませんよねぇ。トホホ。

 さて、今日は土曜日。ゆっくり事務所仕事に浸れるかなぁと思ったんだけど、やっぱり甘かった。
午前中は、ほとんど電話で時間が潰れてしまったので、今から明日の夜にかけて頑張って図面を描こうと思っています。

 昨日に続いて、今日も、もうすぐお施主さんが来てくれる予定。
自家用倉庫の打合せなんだけどね。以前だったら、小さい倉庫の建築なら工務店や鉄骨屋さんに直接頼んでたと思うんだけど、何故か最近、相談されることが多くなってる気がする。

それだけ、工務店が不安定だと思われているのかなぁ。それとも、施主さんの意識が高くなって法規やコストにもシビアになって来ているということなのか?そうなら良いけど、私たち設計事務所も、安心してお仕事を任せられる地元の建設会社が少なくなっている現状に、実はすごく困ってます。

これから家を建てようと思われている人たちが、「安心を求める」という理由でハウスメーカーを選んでしまうのは、少し寂しいですよね。地元の工務店さんたちは、何とか努力をして、安定した経営を続けていってもらいたいものです。そして、「ハウスメーカーに負けない魅力」を一緒に見つけていきましょう。

 そう言えば、昨日の朝のワイドショーだったかで、「建設機械の新しい使われ方」というのをやってましたよ。荒地や耕作放棄地を建設会社が借り受けて、バックホーで耕しているんですよ。耕運機より大規模に、しかも早くできるのが良いとのことですが、そこでお米や野菜を作ってるんですって。建設業だけだと、仕事がない時に人手が余ってしまうし、下手をすると解雇をしなければならないんだけど、農業部門というのを作って、そこで働いてもらうことで解雇をしなくても良くなって従業員さんたちも喜んでましたぞ。

 しかも農繁期は、建設会社の従業員が総出で作業を行うので、少々規模がでかくても全然平気だそうです。収穫をした作物を運んだり、肥料を運んだりするのもトラック!農家の軽トラックの何倍も一度に運べるとのこと。そりゃぁ、そうだね。

あと、酪農業をしている北海道の建設会社では、牛舎の建築が安価に出来て、しかもノウハウがあるので、階高の高い牛舎を作ってるから換気扇も不要で、牛も涼しくて過ごし易いとか。他の農家からも本業の建築の依頼があったそうですよ。なによりも、買うとすごく高いという配合肥料というのを、原材料をコンクリートミキサー車で混ぜて作っちゃってるのにはビックリしました!

テレビに出てた会社の社長さんは、もう何年も前から、現在の建設業の状況を見越して、農業という部門を作ったとのことでした。「あっぱれ!」

ということで、私たちも見習ってガンバリマショウ!
by ys-sekkei | 2010-10-02 18:19


虎キチ建築家の日々のあれこれ


by 亀山虎子

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